現地に着くまで、フライのチョイスで悩んでた。
ロッドを継ぎ、抜け防止用のテープを繋ぎ目に巻き、リールを取り付け、ラインを通して最後にフライを結ぶまで悩んでいた。
そして多分このフライには出ないんだろうなと思いながらも取り敢えず、今までに一番虹鱒を釣ってきたフライを結んだ。
で、そのフライをスイングさせるもやはり何の反応も無し。
その内、ライズが始まりまして。
見ていると4箇所程でライズ有り。
大きめのセッジが水面を流れてきていて、それを補食している様に見えたので、フライはジャイアントエルクヘヤーカディス。でも、しつこく流すも一向にアタックしてくれません。
今日、持参しているビッグドライは4種類。
そして2種類目のフライをナチュラルドリフト。これにも何の反応も御座いません。
自分が持っているビッグドライは後2種類。
取り敢えず無くしてもタイイングが簡単な方を先に結びました。でも、このフライで今まで釣れた事一度も無いんだよな。と思いながらライズの1メートル程上流に投射。
出たぁー!
多分50センチ程の鱒。これが意外と強力なファイターで結局寸での所でハイサヨウナラ。
気を取り直して下流のライズをドキドキしながら狙い撃ち。
デッター!
今度はガッチリフッキングさせ、(多分これは50オーバー)やり取りしてる内にテンションが無く成りまして。
ラインを回収するとテグスとテグスの結び目から切れていました。
自分のフライを口に刺したまま、今も流れの中にいる鱒さん、本当に御免なさい。
こんだけ、川を荒らしたので、もう釣れないだろうと傷心の気持ちで川面を見ていると又上の方でライズ。
このフライは3個タイイングして有ったので、残り2個。
ライズの1メートル程上流に投射。
ナチュラルドリフト。
フライが止まったかな?と思った瞬間。
ガッバーン!
出ました!
40位です。
この鱒もなかなかのファイターで御座いました。
計測してみると42センチ。
いいんじゃない。
ドキドキしながら鱒が出てくるのを待つドライフライフィッシング。病み付きで御座います。
そう言えば、自分が20代の頃、市販のアダムスドライで新子ヤマメが釣れた時、(初めてのドライフライ)あん時も嬉しかったよなぁ。いい思い出です。
流石にこんだけ川を引っかき回すとライズ無しです。
ロッドをシングルに替えラインは4DTFで上流に。
25センチ程がやっとこさ1匹。厳しいね。
昼からHRの上流に。
今年初めてのHR虹鱒は36センチで御座います。
本当はまだ釣り下りたかったのですが、釣り上がりの人2名が下流に見えてきて、かつ暑いので午後2時頃撤収。
ハラハラドキドキのライズゲーム、本当に病み付きで御座います。